

スマホ導入時に知っておきたい基本的な事項
シニアがスマホを使いこなせるように、「シニアが1人で学べる」スマホ学習塾を始めました。是非、ご活用下さい。
1)スマホにおける通信システムの概要について
①スマホとインターネットの通信システムについて
外出先でスマホが使えるのは、プロバイダー(ドコモ、NTT,au 等)が電波塔などを活用してスマホとインターネットを接続しているから。
・スマホの通信はインターネットへの接続
スマホで誰とでも何処にいても連絡が取れるのは、インターネットで全てのコンピューターが接続されているからです。
インターネットとは世界中のコンピューターや情報機器を接続するネットワークで、さまざまな情報やサービスを利用できる情報通信網です。運営は特定の団体が運営しているわけではなく、ICANA (The Internet Corporation for Assinged Name and Number)やIETF(The Internet Engineering Task Force)などが関与している。
・インターネットへの接続方法
インターネットサービスプロバイダーや(ISP)携帯電話会社と契約する事でインターネットに接続することが出来るようになる。ISPとはインターネット接続サービスを提供する事業者のこと(一般にプロバイダーという)。
・インターネットの利用について
利用に当たってはプロバイダーとインターネット回線事業者の両事業者との契約が必要。
回線事業者は光ファイバーやADSLなどのインターネット接続のための回線を提供する事業者です。ネット上の住所に当たるIPアドレスの発行、メールアドレスの発行、ウィルスチェックなどを行う。
尚、プロバイダーと回線事業者を兼ねる企業(電話会社など)やそれぞれ単独事業者がある。
光通信やADSL通信などを有線で各家庭まで配線し、インターネット接続を行う。目的は、安定した通信環境の確保と通信量を低く抑えたいため。
②自宅内での通信設備について
スマホに対応する自宅内設備としては、インターネット用の光回線やインターネットとスマホなどの機器を接続する為のWi-Fiルーターを設置する必要があります。
そして、これらの設備を完備する事によって、スマホやパソコンなどの機器が無線で接続出来る様になったり、スマホの契約通信量を超えても費用が掛からない使い方が出来るようになります。
それでは、これから自宅内での設備が必要な状況などについて説明させていただきます。
ⅰ.光回線やADSL配線などが必要な場合
- お住まいの状況で携帯電波が入らない、携帯電波が弱く接続が切れ切れになる場合
- 安定した通信状態や高速な通信状態を求める場合
ⅱ.Wi-Fiルーターの設備が必要な場合
Wi-Fiとは無線通信の仕組み、ルーターとはインターネットの信号を各機器に分配する装置で、ほとんどの場合Wi-Fiとルーターは一体となって設置される。
- 光回線やADSL配線を用いたインターネットとスマホなどの機器を接続したい場合
接続方法はスマホは無線、他のパソコンなどの機器は無線・有線の選択が出来る - 多数のスマホやパソコン、タブレットなどを同時に多数接続したい場合
- スマホの通信量が契約通信量GB(ギガバイト)を超える利用の場合
ⅲ.据置型Wi-Fiルーターが設置できる状況
- 携帯電波の受信区域であり、設置契約が可能である事。
ⅳ.Wi-Fiルーターの月々の利用料
- 有線でのWi-Fiルーター 月々利用料としての概算費用(消費税込み)4,400円
- 据置型Wi-Fiルーター 月々利用料としての概算費用(消費税込み)4,400円
*Wi-Fi設備におけるルーター代などは無償貸与での対応を想定しておりますが、その他のサービスについては各通信キャリアメーカにて、個別のサービスが行われております。詳細につきましては案件ごとにご確認下さい。
2)スマホ利用に必要な概算費用
本概算金額は、ドコモの格安ahamoを契約してドコモの窓口にて設定を実施した例を提示しております。(金額は消費税込み)
3)スマホ本体の購入時における検討項目
満足できるスマホは人それぞれ異なるため、自分が重視したいと思う点を明確にすることが大切です。これから、スマホを選ぶ6つのポイントについて説明しますので、さまざまなポイントを比較・検討してください。
① iPhoneまたはAndroidを選ぶ
②スマホのスペック(搭載機能)を確認する
③人気な機能が必要か確認する
④ 使用イメージからスマホの価格帯を決める
⑤電話会社等のプランやオプションを確認し、通信量を選定する
⑥どこでスマホを購入するか検討する
それでは、これから各項目の詳細について検討を進めてみましょう
① iPhoneまたはAndroidを選ぶ
スマホのOSは大きく2種類あり、「iOS」と「Android」があります。iOSとはAppleが開発している「iPhone・iPad向けのOS」で、Androidは「Googleが開発しているスマホ・タブレット向けのOS」です。
iOSとAndroidのメリット・デメリットは以下の通りです。
OS | メリット | デメリット |
iOS Apple開発 日本ではシェアーNO.1 | ・Mac やiPadなど他のApple 製品と親和性が高い ・直感的かつ滑らかな操作性 ・ケースやカバーなどのアク セサリーが豊富 ・OSアップデートのサポートが長い | ・Phone・iPad向けのOSのため、機種の選択肢が少ない ・Androidのロースペック価格帯がなく、端末購入費の負担が大きい |
Android Google開発 世界シェアーはAppleよりも上にある | ・機種の選択肢が豊富・カスタマイズ性が高い ・低価格の機種もある ・SDカードが使える機種もある | ・機種や機能、アプリの種類が非常に豊富なため、自分に合う端末を購入して使いこなすためには、知識や下調べが必要 |
iOSはAppleアカウントやデータ共有の利便性が高いため、MacやiPadなどのApple製品を既に持っている方におススメです。一方、Androidは機種のラインナップが豊富にあり、端末を自分好みにカスタマイズしたい人や、できるだけ価格を抑えて購入したい方に適しています。
②スマホのスペック(搭載機能)を確認する
スマホの使い勝手に関係するスペック(搭載機能)には多くの項目があります。ここでは、「スマホ選びで後悔しないポイント」として、以下の機能やスペックを確認しておきましょう。
・基本性能
スマホの基本性能はCPU・メモリ(RAM)・ストレージ(ROM)で決まります。これらはスマホの処理性能やデータの保存容量に関係してくる項目です。メモリ・ストレージは数値が大きいほど高性能で、よりサクサクとした動作になります。
・画面サイズ
画面サイズは、動画・ゲーム・電子書籍を楽しみたい場合は、6インチ以上の大型サイズが適しています。一方で、持ち歩きや操作の快適さを重視する方は、3~4インチ程度の小型サイズが手に馴染むでしょう。
・バッテリー容量
バッテリー容量はmAh(ミリアンペアアワー)で表記され、数値が大きいほどバッテリーの充電できる量が大きくなります。一般的なバッテリー容量は3000mAh~3500mAh程度で、より長時間、動画やゲームを楽しみたい方は4000mAh以上のスマホを推奨しています。(※)
※使用頻度によって、バッテリーの持ちは変動します。
・カメラ性能
カメラ機能を重視している方は、画素数の高さや手ブレ補正の有無をチェックしましょう。画素数は数値が大きいほど高画質の写真が撮影できます。トリプルレンズなら、各レンズが広角撮影やモノクロ撮影、ズーム撮影などの役割を担うため、さまざまな撮影シーンの仕上がりがキレイに見えることでしょう。
・防水性能
水回りや屋外での使用が多い方は、防水性能「IPX6」以上のスマホを選ぶことを推奨しています。防水性能は「IPX8」が最高等級で、末尾の数値が大きいほど高性能となります。予算やデザインの好みに応じて、防水性能の等級を検討してください。
・タッチ決済の対応
「スマホでタッチ決済を使用している方」や「これからスマホで支払いたい方」は、検討している機種の仕様を確認してください。「Apple Pay・Google Pay・その他電子マネー決済」に対応しているかは、スマホ購入後の後悔ポイントに繋がるので気を付けましょう。
③人気な機能が必要か確認する
大画面のスマホが人気⇒スマホ機種の流行として、6インチ以上の大画面が人気です。スマホで動画やゲーム、読書を楽しむ方が増えており、スマホの画面サイズは徐々にサイズアップしています。
高性能なカメラ性能が人気⇒例えば、AIカメラが搭載してあると、スマホのカメラ撮影が初心者でもキレイな写真が撮影し易いでしょう。また、安定感のある光学式の手ブレ補正、4K撮影対応などの機能があるスマホを選ぶと、スムーズにキレイな仕上がりの写真や動画撮影が行えて便利です。
急速充電やワイヤレス充電が人気⇒通常より速く充電できる急速充電に対応しているスマホも販売され、営業スタッフや短時間で充電したい方に便利です。スマホを置くだけで充電できるワイヤレス充電に対応している機種も注目されており、各メーカーの対応機種が増えています。
④使用イメージからスマホの価格帯を決める
基本的に、スマホの価格は搭載機能やスペックの高さに比例します。スマホには大きく分けて「3万円以下」「3万円~8万円」「8万円以上」の3つの価格帯があり、自分が普段どのような使い方をするかによって選び方が変わってきます。
スマホの価格帯と使用イメージは、以下を参考にしてください。
スマホの価格帯 | 使用イメージ |
3万円以下(ロースペック機種) | ・SNSはテキスト中心・通話、メールしか使用しない・待ち受け画面が多い |
3万円~8万円(ミドルスペック機種) | ・ゲームや動画も楽しみたい・複数のアプリを同時に使いたい |
8万円以上(ハイエンド機種) | ・キレイな写真を撮りたい・とにかくスペックにこだわりたい・サクサクと快適に使いたい |
・本体契約時に合わせて契約できるオプション概要
携帯保証サービス 550円~1.100円で各携帯キャリアメーカでオプションプラン有
スマホの破損、水没故障の修理費用。紛失、盗難時に新品スマホ補償。他対応。
⑤通信企業の各プランやオプションを確認し、通信量を選定する
スマホを使用する場合はインターネット回線の使用量に応じた通信費用が掛かります。通信費用は都度の使用料で支払うと、大容量を使用した場合には高額な費用となります。
その為、インターネット通信企業はユーザーが使い易いように個別の「データ通信量プラン」を作成しております。
各企業の「データ通信量プラン」の選定にあたっては、下記使用状況を参考にして自分に合った「データ通信量プラン」を選んでください。
ⅰ.通信量無制限のプランを選定する状況
・仕事としてスマホをフルに活用する方
・自宅にWi-Fiルーターの設備を備えていない方
・自宅にWi-Fiルーターの設備を備えていても、外出先でWi-Fiルーターを使用しないで動画等を多量に視聴する方
ⅱ.20GBの通信契約があれば対応できる状況
・メール・電話・検索・ニュースをメインで活用し、外出先、自宅で動画をほとんど見ない方
ⅲ.3GB以下の通信量で対応できる状況
・自宅にWi-Fiの設備を備えて外出先では動画や画像をほとんど見ない方
・自宅や外出先(特定の会社など)でWi-Fiの設備を使用できる方
ⅳ.各携帯キャリアメーカーの格安な「データ通信量プラン」
メーカー プラン名 契約通信量 価格 備考
ドコモ ahamo 30GB 2,970 オンライン申込
SB スマホデビュープラン 20GB 2,728 14ヶ月以降1,188円up
au povo2.0 30GB 2,780 オンライン申込
楽天 最強プラン 20GB 2,178 アプリで国内通話無料
*各プランへの加入には詳細条件がありますので、加入条件の確認をお願いします。
ⅴ.各キャリアの「通信量プラン」のオプションの確認
「超過通信量料金」における1GB追加、プランの1ランクup価格及び電話対応おける5分間かけ放題、無制限かけ放題の費用
追加仕様価格 1GB追加 GBレベルup 5分間かけ放題 無制限かけ放題
ドコモ 550 80GB 1,980 標準仕様 1,100
ソフトバンク 1,100 対応なし 880 880(60歳以上対応)
au 1,100 50GB 2,163 550 1,650
楽天 対応なし 無制限 1,100 対応なし 15分間かけ放題 1,100
ⅵ.取扱い指導、セキュリティソフトなどのオプション追加仕様の概要
スマホ取扱い店頭サービスや遠隔での取扱い操作指導、スマホ故障診断やウィルス感染危機対策など 各携帯キャリアメーカーでオプションプラン有 550円~1,100円
⑥どこでスマホを購入するか検討する
ⅰ.電話会社の窓口購入・・スマホ、通信量プラン、その他の手続きが対応可で初心者向け
ⅱ.家電量販店の窓口購入・・様々なメーカーのスマホを比較検討できる
ⅲ.スマホメーカ直販店での購入・・訪問先メーカーのスマホ機能を深く理解できる
ⅳ.中古スマホ販売店での購入・・様々なメーカーのスマホが割安で入手できる
ⅴ.インターネットでの購入・・手間が省けるがスマホ取扱い中級者以上の方に推奨
初めてスマホを購入される方はこの学習塾で学んでから、電話会社や家電量販店などの窓口で選定方法や価格などの説明を受けて購入するのが安心です。スマホの買い替えを検討されている方は、復習を兼ねてYou Tubeなどで「スマホの選定の仕方」で検索し、選定される事をお勧めいたします。
〈スマホのインターネット通信業者の広告〉
光配線の広告
ホームルーターの広告
モバイルルーターの広告
スマホの取扱い講座 コアコンシェル様のYou Tube動画の活用
1)学習に当たってのお願い
① コアコンシェル様「0から始めるスマホ入門コース」はスマホを使いこなす為の必修の学 習内容で、You Tubeの動画を活用した学びやすいコースとなっております。どなたでも 習得できる内容となっておりますので、信頼して学んでください。
② コアコンシェル様「0から始めるスマホ入門コース」のYou Tube動画の習得には前半・ 後半共、各2週間位の学習スケジュールで進めてください。
③ 操作方法の学習中には操作エラーが発生する事があります。勘違いや理解不足によるエ ラーの発生も学習の一環ですので、焦らずに失敗を恐れずに少しづつ学んで習得の完成度 をあげて行ってください。
④ 新しい事の学習では、なかなか理解や作業が出来ないこともあります。その時は、一度そ の個所を離れて、時間をおいて再度作業を進めるなどの対応をしてください。
2)《Android》の学習(コアコンシェル様のYou Tube動画の活用)
①《Android》「0から始めるスマホ入門コース」 <前半>
下の青い部分を1回右クリックしてください。You Tubeの動画にリンクした≪0から始めるスマホ入門コース≫《Android》へ移動します。
前半の学習は基本を学ぶ内容となっております。繰り返しの学習を行いながら基本を確実に習得してください。
1ー1基本のキ、
1-2基本操作の確認、
2電話アプリの基本、
3メールの基本、
4文字入力の基本
5Google検索の基本
②《Android》「0から始めるスマホ入門コース」 <後半>
後半の≪0から始めるスマホ入門コース≫は、スマホを活用する窓口であるアプリについて学ぶ内容となっております。カメラや地図アプリの使い方を学びながらアプリの対応の仕方を学んでください。また、世界No.1の検索エンジであるGoogleについても学びとってください。
6カメラアプリの使い方、
7地図アプリの基本、
8アプリのインストールと削除、
9‐1Googleサービスの紹介、
9-2スマホ必覚用語集
10グーグルアカウントについて
ご苦労様でした。いかがでしたか?
さて、それでは、これから色々な分野に向けてスマホの活用を進めてゆきましょう。
但し、まだスマホの操作等が不安な方は、このコースの不安な項目を繰り返し学習して確実に習得してください。
3)《iPhone》の学習(コアコンシェル様のYou Tube動画の活用)
①《iPhone》「0から始めるスマホ入門コース」 <前半>
下の青い部分を1回右クリックしてください。You Tubeの動画にリンクした≪0から始めるスマホ入門コース≫《iPhone》へ移動します。
前半の学習は基本を学ぶ内容となっております。繰り返しの学習を行いながら基本を確実に習得してください。
1-1基本のキ
1-2基本操作の確認
2電話アプリの基本
3メールの基本
4文字入力の基本
5Googleの検索の基本
②《iPhone》「0から始めるスマホ入門コース」 <後半>
後半の≪0から始めるスマホ入門コース≫は、スマホを活用する窓口であるアプリについて学ぶ内容となっております。カメラや地図アプリの使い方を学びながらアプリの対応の仕方を学んでください。また、世界No.1の検索エンジであるGoogleについても学びとってください。
6カメラアプリの使い方
7地図アプリの基本
8アプリのインストールと削除
9ー1Appleサービスの紹介
スマホ必覚用語集
ご苦労様でした。いかがでしたか?
さて、それでは、これから色々な分野に向けてスマホの活用を進めてゆきましょう。
但し、まだスマホの操作等が不安な方は、このコースの不安な項目を繰り返し学習して確実に習得してください。
スマホを安全に使うための学習
1)スマホのリスクと安全対策のポイント
スマホを使い始めると、その利便性の高さから私たちの生活に欠かせない存在となり、日常をより豊かにしてくれます。通話やメッセージのやり取りだけでなく、インターネット検索、地図アプリでのナビゲーション、買い物、健康管理など、さまざまな場面で役立つツールです。
しかし、その反面、スマホが日常生活に密接に関わるがゆえに、多様な事故や事件に巻き込まれる可能性もあります。例えば、以下のようなリスクが考えられます。
① スマホに関連する主なリスク
ⅰ.詐欺・フィッシング被害
偽のメールやSMSで個人情報を盗み取る手口が増加しています。
ⅱ. 不正アプリによる個人情報漏洩
正規のアプリストア以外からダウンロードしたアプリが個人情報を抜き取るケースが発生して
おります。
ⅲ. ウイルスやマルウェア感染
怪しいサイトを開いたり、不明なリンクをクリックすることでウイルスに感染することがあ
ります。
ⅳ.SNSやLINEでのトラブル
知らない人とのやり取りや、不用意な投稿がトラブルの原因になることもあります。
ⅴ.スマホ依存・使いすぎ
長時間の使用による健康被害や、過度なネット利用による日常生活への影響も問題視されて
います。
② スマホを安全に使用するためのポイント
スマホの活用を安心して続けるために、以下のような安全対策を身につけることが大切です。
ⅰ.不審なメールやメッセージに注意する
- 銀行や宅配業者を装ったSMS(ショートメッセージ)は詐欺の可能性が高い。
- 不明なリンクはクリックせず、公式サイトで情報を確認する。
ⅱ.正規のアプリを利用する
- Google PlayストアやApp Storeなど、公式のストアからのみアプリをダウンロードする。
- 不要なアプリは削除し、定期的に更新を行う。
ⅲ. セキュリティ対策を行う
- スマホにパスワードや指紋認証を設定する。
- ウイルスバスターなどのセキュリティソフトをインストールする。
ⅳ.SNSのプライバシー設定を確認する
- 投稿の公開範囲を「友人のみ」に設定する。
- 知らない人からの友達申請は慎重に対応する。
ⅴ.スマホの使いすぎに気をつける
- 1日の使用時間を決め、適度に休憩を取る。
- ブルーライトカット機能を活用し、目の負担を減らす。
スマホは便利なツールですが、安全に利用するための知識も不可欠です。本ブログでは、シニアの方が安心してスマホを活用できるよう、具体的なセキュリティ対策やトラブル回避の方法についても詳しく解説していきます。ぜひ、スマホの安全な使い方を学びながら、快適なスマホライフを楽しんでください!
2)スマホが盗難・紛失・故障にあった場合の対応
スマートフォンを使いこなすようになると、生活の多くをスマホに依存するようになります。そんな中、スマホの盗難・紛失・故障といったトラブルに見舞われると、突然何もできなくなり、パニックに陥ることもあるでしょう。
そうした事態に備えて、日頃からできる準備や、実際にスマホが使えなくなってしまった場合の対応策を知っておくことが大切です。
① 日頃から準備しておくべきこと
- 重要な電話番号は紙にメモしておく
スマホが使えないときのために、以下のような重要な連絡先をノートなどに書き留めておきましょう。
⇒携帯電話キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)のサポート窓口の電話番号
⇒家族や親しい友人の電話番号 - 契約しているキャリアショップの所在地を把握しておく
トラブル時にすぐ訪ねられるよう、自宅や職場近くのキャリアショップの場所を確認しておきましょう。 - 近所の公衆電話の場所を調べておく
スマホが使えない時の代替手段として、公衆電話の場所を確認しておくと安心です。 - 各キャリアの盗難・紛失時の対応方法を事前に確認しておく
キャリア公式サイトなどで、トラブル時の対応方法を事前に把握しておきましょう。
②スマホにトラブルが発生した場合の対応
*知人のスマホを借りて本ブログの「シニアが1人で学べる」スマホ学習塾にアクセスして対策を進めてください。
ⅰ. 故障の場合
- 知人のスマホを借りて、故障の原因や対処法をインターネットで調べる。
- 公衆電話や知人の電話から、契約キャリアの窓口に連絡をして対応を相談する。
ⅱ. 紛失・盗難の場合
- 知人のスマホや公衆電話を使って、キャリアに連絡し、回線の一時停止など必要な措置を取る。
- 「スマホを探す」機能(iPhoneの「探す」、Androidの「デバイスを探す」など)を使って位置情報を確認する(可能な場合)。
- 最寄りの警察署に紛失または盗難の届け出を行う。
3)スマホ使用時の重要な注意点
スマートフォンを安全・安心に活用するためには、「法律を守ること」と「社会的マナーを守ること」、そして「個人情報を適切に管理すること」が非常に重要です。以下の点に注意して、スマホを正しく活用しましょう。
① 法律を順守する
スマホの利用においては、法令を守ることが大前提です。次のような行為は絶対に避けてください。
- 詐欺などの違法行為を行わない、または加担しない
- 自動車や自転車などの運転中にスマホを操作しない
- 著作権や肖像権を侵害するような行為(無断での写真・動画撮影やSNS投稿など)をしない
- 違法カジノなど、法律に違反するアプリやソフトを使用しない
② 社会的マナーを守る
スマホは便利な道具ですが、使い方によっては他人に迷惑をかけてしまいます。以下のようなマナーを守りましょう。
- 公共の場で、大きな声で電話をしたり、音量の大きい音楽や動画を再生しない
- 歩きながらスマホを操作しない
※特に、歩くことでポイントが貯まる健康アプリなどがありますが、画面を見ながらの操作は非常に危険です。立ち止まって使用しましょう。
③ 個人情報を適切に管理する
スマホには多くの個人情報が保存されています。情報の漏洩や不正利用を防ぐためにも、次の点に注意しましょう。
- セキュリティ対策(画面ロック、パスワード管理、ウイルス対策アプリの活用など)をしっかり行う
- 自分や他人の個人情報を不正に利用しない
⇒銀行口座を売買したり、他人に貸したりしない。
⇒自分や他人の電話番号やメールアドレスを第三者に渡したり売買したりしない。
【用語解説】(Ⅰ)
・キャリア : スマホのインターネット回線や通話回線を提供する移動通信事業者。主にはau・ソフトバンク・docomo・楽天モバイル等
・モバイル回線 : 携帯電話のキャリアメーカーが送受信している電波網。ほぼ日本全国を網羅しているが、安定して受信できる場所と不安定な場所が存在する。
・5G、4G、3G : 通信の5Gは4Gよりも通信技術が飛躍的に進化しています。5Gの通信速度は4Gの20倍、遅延は4Gの1/10で4Gの10倍のデバイスを同時に接続できます。
尚、3Gはガラケーで使用されていたが4Gになり通信速度が1000倍upしてスマホが活躍できるようになりました。(3Gは3rd Genetationの略)
・光回線 : 光ファイバーを利用した通信回線。従来の電話回線などよりも通信速度が速く、かつ長距離の通信にも適している。4Gや5Gには適した回線となっている。
・ADSL,ISDNのダイアルアップ接続:
電話回線を使用したデジタル通信です。ADSLの方が通信速度は速くなっていますが、ADSLは2024年3月末、ISDNは2025年1月末でサービスが終了しました。
・ケーブルテレビ CATVインターネットを契約している:
テレビ視聴用に電話線とは別の配線工事が必要となります。CATV配線は金属製の同軸ケーブルを使用してインターネット回線に対応します。光回線よりは速度は劣りますが、問題になるほどではありません。
但し、あくまでもケーブルテレビのサービスの一環としてインターネット回線にも対応しています。契約においては、価格や仕様等を光回線と比較して決定してください。
・ホームルーター(自宅用Wi-Fi):
ルーター本体に自宅のコンセント電源を差すだけで使用できる。モバイル回線を取り入れて、定額の契約により、接続可能機器も多くかつ広範囲にインターネット回線を供給できます。
・モバイルルーター(外出先でのWi-Fi):
ホームルーターと同じような使い方で定額契約のモバイルルーターがあります。家庭でも使えますが、こちらは外出先で大容量のインターネット回線を使用する為の小型の機器です。難点は、長時間の充電時間を確保できない事です。
*URL Uniform Resource Locator の略 Web*のホームページの事
*Web:
World Wide Webの略でコンテンツが蜘蛛の巣のように世界中につながっている様子。そして、インターネット上のさまざまな情報、テキスト・画像・動画などの閲覧を可能にするシステムの事